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(08/04/26) |

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| モンサンミッシェルと宮島 |
一月の終わりの僅かな日数ではありましたが、久しぶりにのんびりパリを訪れました。国際観光振興会パリ事務所長として三年勤務して、日本に帰って来てからもう18年が過ぎました。元号が昭和から平成に変わり、バブル経済がはじけた頃でした。42歳だった私は初めて本省観光部の課長にしてもらい、観光行政に夢を抱いていたことをよく覚えています。
5年ぶりにパリを訪れて改めて実感したことは、赴任当時圧倒的に多かった日本人がパリ市内のみやげ物店や街中で目立たなくなったことです。代わりに韓国人や中国人の団体客が大勢目に付きました。一方で今パリは大変な日本食ブームでして、ランチタイムにはラーメン屋さんやおすし屋さんがフランス人など日本人以外のサラリーマンで混み合っていました。店の経営者には日本人は少なく殆どが中国人のようですが。
さて、今年2008年は日本とフランスが友好関係を結んでちょうど150周年に当たるそうですが、思えば明治維新から今年で140周年なので、江戸末期からの長いお付き合いということで大変意義深い年と思います。この日仏修好150周年を記念するポスターの原案をJNTOパリ事務所で見せて頂きました。なんと日仏の世界遺産が海のなかに。そうです、あのモンサンミッシェルとわが故郷の宮島が日仏の架け橋になって海の中で輝いているのです。両国の歴史と精神文化と地勢を代表するシンボルとして、素晴らしい取り合わせだと思われませんか?近く宮島を訪れる機会がありますので、地元の皆様にもご紹介したいと思っています。
今度パリを訪れて痛感したことがあります。一言で言ってしまえば、有為転変極まりない現代にあって、変化改変が進歩や発展とみなされる価値観が一般化するなかで、「変わらぬこと、変えぬことの困難さ、素晴らしさ、ほんものの魅力」といったものを考えさせられた旅でもありました。
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