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観光庁の早期設立の実現をめざして
「観光ビッグバン」って何のことだかお判りになりますか?2000年に6億6800万人だった国際観光客数が2010年には10億人、2020年は15億6千万人と大爆発するというWTO(世界観光機関)の予測が常識になりつつあります。隣の中国(香港・マカオ含む)でも、海外旅行者が2005年には3千万人を超えました。日本は僅か80万人程度に停まっています。(ビザなしにすれば10倍以上の中国人が来るはずです。中国湾岸部には2千万人以上の潜在需要があります)世界観光ブームの潮流から日本は取り残されようとしています。

 世界の航空市場で日本がハブ機能を失いつつあることと呼応しています。日本には国際観光・航空戦略がありません。

 市場まかせ、民間まかせで国家の思考が停止しています。せいぜいキャンペーンを実施する程度です。

 国内観光についても道州制を見据えた広域観光戦略を地方自治体と協議して策定していく必要があります。

 全国各地をまわって地域の様々な分野の方々と懇談する機会を頂いておりますが、どの地域に伺いましても、観光振興によって内外から大勢の方々が訪れ、地域が活性化することを熱望されています。沖縄に伺ったときなどは、港湾建設関係の方々も多くいらしたのですが、観光クルーズ用のバース建設や観光客用カジノ創設を主張したところ、予想以上に反響がありましたが、どこでも同様の反応があり、観光振興なくして地域の再生は考えられないといっても過言ではない状況です。

 地域の再生と自立をめざして観光がこれからの日本をまさに立国する原動力になるものと信じて疑いません。国際観光、航空戦略や国内広域観光戦略を策定するために、国土交通省が今日まで、培ってきたとりまとめ役としての行政ノウハウと実行部隊としての経験を活かし同省に「観光庁」を設置することにして平成20年度の組織要求がなされております。

 観光庁の早期実現を目指して引き続き支援をして参る所存です。
fujino kimitaka